01
2016
07

ヒストリーク・アロンデ 195450余年の時を超えて甦った優雅なレクタンギュラー・スタイル

 

懐中時計から置き時計、宝飾時計まで、ヴァシュロン・コンスタンタンがこれまで世に送り出した名品は数知れない。なかでも魅力的なのは腕時計、それも最高レベルの職人の手で同社のシンプル&ミニマムなデザイン哲学が忠実に反映された1920年代から60年代にかけての製品である。かつて「コメモレーション」という名称で呼ばれていた「ヒストリーク」コレクションは、この時代の伝説的な名品を現代的な視点で再解釈して、その精神とノウハウを未来に引き継ぐために誕生した。毎年1モデルが、過去の名品の魅力を継承して登場する。

今年の「ヒストリーク・アロンデ 1954」は、その名称が示すとおり1954年に製造されたモデルがデザインのモチーフ。モデル名のなかの「アロンデ」とは、「カモメの翼」を意味する古いフランス語。まるで鳥の翼のように見える、2つの丸い山で構成されるケースサイドのデザインからこの名称が付けられた。優雅なケースのデザインと同様にすばらしいのが、職人の手作業によるギョーシェ彫りがほどこされ、オパールを彷彿させる繊細で美しい輝きをもつ、クラシックで美しいシルバー製の文字盤。

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